Profile





写真は時間と空間を切り取り永遠に静止し定着する。その定着した事実の断片を集積する事により真実の輪郭が浮かび上がる。



プロフィール

出井健一郎 日本写真家協会会員

1949 熊本市出身
1967 熊本県立濟々黌高等学校
1970 東京写真専門学院卒業
1970 美術写真家 高橋敏氏に師事
1974 フリーランスフォトグラファーとして独立
SEVENTEEN,MORE,COSMOPOLITAN(3誌とも集英社)池坊の月刊誌、講談社の美術誌、日刊スポーツ出版社の雑誌、幻冬舎の雑誌ゲー テ、広告一般の撮影を手掛ける
2004 (有)オジョフレスコを設立後代表となる

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-26-5代々木シティホーム903
Tel 03-3350-1124 Fax 03-3355-2875 携帯09032011337
aramusha@sepia.ocn.ne.jp

ケンチャン.tif

1968年、大学受験の為上京したが願いは叶えられず、15才で父が他界、それ以来の挫折を感じた。
東京は大学紛争で混沌としたカオスの地となり学生、社会人、皆が挫折感や焦燥感を強く感じ若いエネルギーが方向を探していた。
私もその一人だったがそこに一筋の光のように輝いて見える物があった。それが、いろんな所で危険を顧みず写真を撮るカメラマン。
その光に誘われるように写真学校に入る。同時に美術写真家・高橋敏氏(元講談社写真部長)のアシスタントとして大型カメラの撮影、夜は写真学校にと嵐のような毎日が4年近く続く事となり私の写真家としての輪郭が形成された。その後大きなターニングポイントとなる元集英社カメラマン長田道雄氏との出会い。活動的な小型カメラでの撮影を主とする集英社週刊セブンティーンの活版ページの青春ドキュメントを撮る事になり、フリーランスカメラマンとしての小さな一歩が始まった。
それから幸いな事に忙しくなりスポーツ写真・ヒューマンドキュメント・風景写真・その他いろいろな写真をを撮るようになり集英社の雑誌、SEVENTEEN MORE COSMOPOLITAN、日刊スポーツ出版社、講談社に40年間に渡り発表する。
最近は主に気の向く侭写真、広告写真とドキュメント写真などの撮影をしている。
私は刺激を受けるすべてのものにレンズを向けそして自分の周りの気が向く情景や風貌や変化を真面目に一生懸命撮っていきたい。